秋がこのように荒々しく冷たい土地があるのだ、ということにはっとさせられた。このおじいさんの愛情はとても古風で伝わらなくて、もどかしい。でも、愛情があれば思い出せることがある。
わたしには愛する土地もなければ、亡霊になって出て来てくれる家族もいそうになく。ただある日ふっと死んでしまうことになりそうだ。どっちの方がつらくないのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スペイン - 小説/物語
- 感想投稿日 : 2013年4月14日
- 読了日 : 2013年4月14日
- 本棚登録日 : 2013年4月14日
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