月にみえるものが落ちてくるわけですが、当事者たち=(リスやハリネズミやヤギやネズミたち)が、月と思いこんだまま事件解決になるところがなかなか面白いなと思いました。
しかも、「どろぼうと間違えられちゃう」と思い混んで、人間のどろぼうと一緒に牢獄に入れられちゃう様子が、1ページまるまる、毎回差し込まれるところがなんともシュールでした。
本物の月は、盗まれたわけでも、食べられたわけでもないけど欠けた姿で輝いていて、リスたちがおもってる通りに元通りになることがわかってるので、なんとなくにんまりしてしまいます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月12日
- 読了日 : 2019年2月12日
- 本棚登録日 : 2019年1月26日
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