使いみちのない風景 (中公文庫 む 4-4)

著者 :
  • 中央公論新社 (1998年8月18日発売)
3.49
  • (61)
  • (116)
  • (259)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 1296
感想 : 136
3

旅や日常で出会った使いみちのない風景は、心の奥底に潜む郷愁みたいな、あるいは無意識の中のかけがえのないものを揺れ動かす。
それが大きな揺れであっても小さなそれであっても。
帰るために旅をする という言葉を村上春樹流に彩っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 村上春樹
感想投稿日 : 2021年8月15日
読了日 : 2021年8月15日
本棚登録日 : 2021年8月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする