ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2015年2月12日発売)
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本棚登録 : 8007
感想 : 733
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本屋さんのダイアナが良くて、作者買いをしてみた。
三部作っぽいので、3冊いっぺんに購入。

派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。
通称アッコさんこと、黒川敦子部長がそんな彼女をランチに誘うも、彼女はお弁当を持参していた。
食欲も無く食べずにいたお弁当をアッコさんに渡すと、アッコさんから提案が。
「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」
と。

気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ世界が変化していく。

短編集なのだが、この作品もふんわりそれぞれの作品が繋がっていく。

どの作品も働く女性がテーマだが、とにかく前向きで元気が満ちている。
この清々しさに惹かれるのか?読んでいて口角が上がってくる気がする(^_^)

私は主人公よりも、もっと上の世代だが、そんな私が読んでも、とっても小気味良い気分になれる♫

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年8月12日
読了日 : 2021年8月12日
本棚登録日 : 2021年8月12日

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