マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

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  • ダイヤモンド社 (2015年2月20日発売)
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自分は何を売っているのか。
自分は何を買っているのか。

服はユニクロ一択の私だが、ユニクロの服が好きなわけではない。「ユニクロで買っておけば間違いない」という安心感を買っている気がする。

カフェで飲むコーヒーも、コーヒーが飲みたくて買っているわけではない。「カフェで本を読む時間」を買っている。

「本当の“価値”」を見極める。
そのためのマーケット感覚。
人々はどこにどんな価値を感じているのか。

世の中の“流行り”は次から次へと移り変わっていく。
その流行りも、その時々の社会のニーズにカチッとハマったから流行ったんだろうな。
「なんとなく流行ってるね」じゃなくて、
「なんで流行ってるんだろう?」って考えたい。



重要なのはノウハウや知識を覚えることではない。それらを使いこなせることでもない。
過去に経験のない場面に遭遇したときにも、自分で判断できる独自の基準や肌感覚を持つことが重要。


1.プライシング能力を身につける
自分の基準で、妥当と思える価格をつけてみる。

2.インセンティブシステムを理解する
こんなものが欲しい!
こういうサービスがあったらなあ。
なぜ今の制度はこんなに面倒なんだ?

3.市場に評価される方法を学ぶ
市場=一般顧客に評価される方法。
一般顧客は趣味嗜好がバラバラ。ある特定のターゲットを決め、そこから評価される方法を学ぶべし。

4.失敗と成功の関係を理解する
とりあえずやってみる=市場に問いかける
失敗するか(拒否されるか)
成功するか(受け入れられるか)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年8月29日
読了日 : 2021年8月29日
本棚登録日 : 2021年5月5日

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