「徳川慶喜」「酔って候」を読んだ際、ちらちらと垣間見える竜馬がとてもかっこよく、彼を主人公とした本書をぜひ読みたいと思っていた。
「坂の上の雲」を途中で挫折した経験があったので、読み進められるか自信がなかったが、本書はすいすい読めた。
竜馬は、なぜか自然と人を惹きつける。
ユーモアがある。
余裕がある。
人を地位や身分で判断しない。
他人を思いやる優しさをもっている。(恩着せがましくない)
こうした人柄に加え、確かな剣の腕があったということが、彼の土台となっていたのではないかと思う。剣の訓練によって、自制心や、他人を敬う心が備わったのではないか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2013年6月3日
- 読了日 : 2013年6月3日
- 本棚登録日 : 2013年5月20日
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