おばあさんのコーヒーひきを奪った大どろぼうホッツェンプロッツを、二人の少年ゼッペルとカスパールが追う!小学校中級からが対象目安のよう。作者プロイスラー氏はドイツの小学校で長年教師をしていた方だそうで、ドイツ児童文学賞や国際アンデルセン賞作家賞等受賞されている。
親しい友人と話していて「今も記憶に残っている印象的な本」ということだったので、気になって読んでみました。いやー、児童文学侮ることなかれ。これ小学生のときに出会っていたら、きっと印象に残ったろうなと思う素敵な作品でした。
テンポよく進み、ハラハラしたり、ドキドキしたりしながら最後はハッピーエンド。大人になってから読んでいるので、「子供向けにここはひらがななんだな」とか、「これ小学生からすると難しい表現だと思うけれど、きっとこういう所から言葉とか漢字を学んでいくのかな」とか、「今の私だったら本作の主人公のような選択はしないけれど、これ大人だから思うことだなぁ」とか、違う形でも楽しめました。素敵な作品って色褪せないものですね。続きも読んでみようと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月18日
- 読了日 : 2021年10月6日
- 本棚登録日 : 2021年10月5日
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