日本人は議論下手。なぜなら論理思考とは
「英語の思考様式」だから。 言語を通じた文化比較から、
英語がどのように論理を組み立てているかを理解、
それを日本語に応用する――アマゾンより抜粋。
ロジカルシンキングの新たな視座
――英語の論理の組み立て――を得ることができて,面白かった。
タイトルに惹かれて何気なく借りたのだけれども,
これは当たり本でした。
「高校生のための」と銘打っているが,
社会人が読んでもよいと思う。
論理的な会話ができていない人が多いので
――主張だけ述べて,根拠がない。
主張自体もハラ芸的表現なので曖昧。
日常会話を思い返してみるに,空気を読んだり,
ハラ芸的な表現が多いよね。みなまで言うな…みたいな。
おそらく,それは日本人同士にしか通じないんでしょうなぁ。
外国人にハラ芸的な言葉を発しても,
so what? so why? って突っ込まれちゃうよね。
追記。
本書は新書なのに,珍しく2色刷り――黒と青。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
830 英語
- 感想投稿日 : 2013年5月1日
- 読了日 : 2012年12月27日
- 本棚登録日 : 2013年4月3日
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