目隠しの国 (9)

著者 :
  • 白泉社 (2004年4月5日発売)
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本棚登録 : 288
感想 : 12
5

触れた人の未来や過去が見える力を持った少年少女。
力をもったからこそできること、できなかったこと、なくしたもの、手に入れたもの。
心から暖かい気持ちになる漫画です。
裏切られても傷ついても、誰かに手をさしのべ続けることがどんなに尊いことであるか。
力があるからかなではすごいんじゃないんです。
かなでは心が本当に強い子だから、力のあるなしは関係ない。
でも完璧じゃないから、時には傷ついたり臆病になったりもするんだけど。
だから、きっと誰かを助けることは誰にでもできること。
嫌われても、拒まれても、自分が正しいと思うことを貫けばいい。
誰かのためでなく、自分のために。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2007年5月15日
読了日 : -
本棚登録日 : 2007年5月15日

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