往年の「乱調人間大研究」を薄味にしたような読み心地。
焦点的自殺の実例紹介で、肌に粟を生じた。
フロイト的過ち(フロイディアン・スリップ)は身を以て味わった。会えば確実にイヤな思いをするであろう友人宅へ向かう際、反対方向の電車に乗ったり、乗り越したり……。
著者のフロイトへの傾倒ぶりがうかがえる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月19日
- 読了日 : 2021年6月19日
- 本棚登録日 : 2021年6月18日
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