なかなか難解ではある。
最後の解説を読んで何となーくテーマが明らかになる。
人間の恒常的な状態は恐怖である。
現代人間の欠落した内面は、恐怖という非存在によって埋められる。→恐怖の発見と、その恐怖からの逃亡の拒否(という矛盾)によって人間は成立する。
↑
「恐怖の前での自己欺瞞」
が全体のテーマとして描かれているらしい。
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- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月16日
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