シリーズ3作目。「定義するものが存在する」というテーマに沿ったトリックと犯人像に鳥肌立ちまくり。ラストの展開には呆然としました。余韻がすごすぎ。私たちが見ていたのは、本当に博士自身だったのだろうか…。公園にいたのが本物の博士…??
「君が決めるんだ」
このシリーズは、本当に「天才」という存在の書き方が上手いですね。真賀田四季ほどとは言わないですが、天王寺博士が醸し出す「理解できない領域にいる天才像」にゾクゾクしっぱなしでした。今後の作品でいったいどんな魅力的な天才が登場するのか、楽しみに読んでいきたいと思います。
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- 感想投稿日 : 2023年12月30日
- 読了日 : 2023年12月30日
- 本棚登録日 : 2023年12月30日
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