心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2016年4月12日発売)
3.73
  • (41)
  • (111)
  • (85)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 1597
感想 : 89
3

国内1、2泊程度の旅のエッセイ。気軽に行けそうなところばかり。
読んで旅欲求を宥めるつもりが、益々行きたくなってしまった。

郡上八幡の徹夜踊りがとっても気になる。
私は祭に血が騒ぐタイプではない。むしろ人混みも汗だくも避けたいのに、なんでだろう、これはちょっと惹かれる。
徹夜で盆踊りなんていう非日常で、自分を解放したらどんな風になるのか興味があるのかも。
でもそれは憧れみたいなもので、現実的には秋芳洞や釧路湿原に行ってみたい。
自然が作り出す景色を見て、ああーと感動して満たされたいし、普段の生活圏にはない植物や動物は見るだけで楽しくなれるし。

年末の第九の大合唱に参加するというのも、レッスンの様子から面白かった。
合唱の教えは人生に通じるものがあるのか。争わず、認め合い、調和する。心を広く持つことを学べそう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・ノンフィクション
感想投稿日 : 2021年8月17日
読了日 : 2021年8月17日
本棚登録日 : 2021年8月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする