アクションだけでなく筋もしっかりしていてとても面白かった!
最初は、スパイが上司に見捨てられただけでここまでの復讐を企てるほど恨みを抱くか??と若干腑に落ちなかったんだけど、
シルバはMを殺そうとしながらもMが怪我したらとても心配そうにしてみたり、明らかに上司に対する態度じゃない。
親がない子はスパイに向いている、というMの台詞から、おそらくシルバも同じような身の上だったんだろうことが推測できるけど、だからこそ彼はMに対して母親に対するような感情を持っていたのかな。
母親に裏切られた息子の恨みだと考えると、ここまでするのも納得できる。
それからこの映画では、ボンドやMの老い、00セクションの権威の衰退、世代交代といったテーマが描かれているけど、
Mが詩を毅然と朗読する姿からは、それでも失わない強い意思が感じられて非常に格好良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月31日
- 読了日 : 2021年1月31日
- 本棚登録日 : 2021年1月31日
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