凍える牙 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2000年1月28日発売)
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本棚登録 : 4781
感想 : 513
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深夜のファミレスで ひとりの男性客が突然に発火炎上。死んだ男の身体には、犬に噛まれたような傷が残されていた。その後も同じような咬殺事件が相次ぐ。なかなかインパクトのある書き出しで、機動捜査隊に所属する女性刑事が魅力的でしたので、楽しんで読みました。
ミステリ枠なのかもしれませんが、女性蔑視が色濃い時代に孤高な女性刑事と、小説に出てきそうなデカらしい中年デカとのコンビが徐々に解していくところが面白いかな。
もうひとりの主人公オオカミ犬の存在感が都会の中に魅力的だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 直木賞
感想投稿日 : 2023年4月11日
読了日 : 2023年4月11日
本棚登録日 : 2023年4月11日

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コメント 6件

なおなおさんのコメント
2023/04/11

おびのりさん、私このシリーズが大大大好きです!
音道貴子刑事のブレないカッコよさ!
滝沢刑事はホントに腹立つけど、音道✕滝沢コンビが好きになりもっと見たくなるのは不思議^^;
シリーズの「鎖」の滝沢さんのイケオジ(!?)ぶりを見てほしいなぁ。

おびのりさんのコメント
2023/04/11

まあ、そうなの!シリーズになっているのは、読んだ後です。滝沢が、まさかのイケオジですか。
地道に読もうかな。「シャボン玉」との違いにびっくりしました。

なおなおさんのコメント
2023/04/11

“イケオジ”は大げさでした^^;でも頼りになりカッコイイんですよ。
シリーズ次作「花散る頃の殺人」は短編集で、最後に作者乃南アサさん✕滝沢刑事の架空対談がありますw
しゃぼん玉もいいお話ですよね。
おびのりさん、直木賞受賞作品を立て続けに読まれてますねჱ̒⸝⸝•̀֊•́⸝⸝)

おびのりさんのコメント
2023/04/12

なおなおさん、おはようございます。
バレました?あまりに直木賞読んでなかったので、再読を含めて、図書館予約できたものから読んでます。みんみんさんとひまわりめろんさんなら、面白いもの読めや!ってなりそうですけど。笑
話は博物館になりますが、東京ミュージアムぐるっとパスというのを、最近知りました。2ヶ月有効の2,500円。かなりの博物館に入館できそうです。どのくらい行けるか挑戦したくなってます。

なおなおさんのコメント
2023/04/12

おびのりさん、こんばんは。
直木賞作品をたくさん読まれていてすごい!
一応私も“強化月間”と称して(←めろん氏のマネw)直木賞作品を数冊読みましたがまだまだです。この一人イベントをまたやろうかな^^;
“東京ミュージアムぐるっとパス”の情報をありがとうございます。知りませんでした。ネットで調べましたよ。かなりの数の博物館を利用できるのですね。千葉、埼玉、神奈川も一部ありますね。あと動物園や水族館まで。これはいいですね。ただ有効期限はせめて6ヶ月くらいに延長してほしいなぁ^^;おびのりさん、是非挑戦を!
おびのりさんは文学系博物館がお好きなんですよね。行ったことないかも…。
私は歴史系が好きです。国立科学博物館や江戸東京博物館、あと博物館にいる自分に酔うのが好き^^;

おびのりさんのコメント
2023/04/12

そうそう、大きめの博物館のカフェで悦にいる自分。

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