1922年第一次世界大戦後 狂騒の20年代アメリカ
絢爛豪華な邸宅で夜ごと盛大なパーティを開く謎めいた男、それがギャッツビー。彼の資金力の影には
黒い噂が流れていた。
若かりし頃、全くストーリーに入れきれず挫折。
たぶん、グレートの意味を間違えていた事と、翻訳の流れが掴めなかった事が敗因。
村上春樹氏が人生で巡り合った重要な一冊とし
宝塚月組で、この夏上演決定してるし
オリラジのperfect human のMVはオマージュらしいし 何回か映画化もされてるし
英語で書かれた20世紀最高の小説 第二位らしい
やっぱり 読めないとちょっと悔しい。
幼児期から自身の成功を夢見ていたギャッツビー。
家出、戦争、失恋。資金調達の為這い上がる。
過去の恋を手に入れる為だけの、虚栄だらけの邸宅、パーティ。元恋人さえも彼の虚構の一部。
過去を取り戻せない現実を受け入れない。
華やかなパーティの片隅に佇む哀愁。元恋人の家を見つめる寂寥感。それらと狂乱めいたパーティとの対比。そして全ての喪失。
アメリカは世界恐慌の時代となり ギャッツビーの栄華と共に狂騒は終焉する。
おーっ、なんか掴めた気がしてきた。
映画見ちゃお。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新潮文庫
- 感想投稿日 : 2022年4月27日
- 読了日 : 2022年4月27日
- 本棚登録日 : 2022年4月27日
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コメント 2件
ひまわりめろんさんのコメント
2023/06/03
おびのりさんのコメント
2023/06/03