妊婦さんの十月十日の物語。
きれいごとではなく、角田さんらしく軽妙に毒づいていて、気持ちいい。
夫だけでなく、義父母、実家の母、そしてこれから生まれてくる子供を通して、家族になれた偶然を、遠まわしに教えてくれる。
こんな温かさ、いつまでも忘れちゃいけないなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
角田光代
- 感想投稿日 : 2012年12月28日
- 読了日 : 2012年12月28日
- 本棚登録日 : 2012年11月25日
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