河合隼雄先生が引用されていた、将棋打ちの谷川浩司さんの言葉「(将棋で)本当に一流になるためには研究者と芸術家と勝負師、この三つがバランスよく存在していないと」に納得。
立花隆のIO比の話で、自分の詩について考えた。いくらでも言葉が出てくるときというのは、よくも悪くも自分が激しく揺さぶられる体験をしている時だな、と。それは一冊の本を書くのに、千冊を読むことに似ている。「あわわ」をあえて言葉にしているのが詩人。なるほど。
谷川さんは講演内容の代わりに作品を載せてらっしゃる、そこも面白い。詩の力は、読む力・聴く力に支えられているのだということを表しているな、と思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
インタビュー・対談・鼎談
- 感想投稿日 : 2009年3月26日
- 読了日 : 2009年3月26日
- 本棚登録日 : 2009年3月26日
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