千里眼ミドリの猿 (小学館文庫 R ま- 2-3)

著者 :
  • 小学館 (2001年3月1日発売)
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本棚登録 : 540
感想 : 25
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やっぱり、ありえない展開。
すごいわー。

前作は新興宗教団体による無差別テロに、元自衛官のカウンセラー岬が単身立ち向かうというものでしたが、今回もやっぱりスーパーサイア人になってます。

ありえないと思いつつ、開き直って読むと非常に楽しめます。


冒頭の女子高生の事件。なにかよからぬことが起こっている雰囲気満々でつかみはOK。彼女に関しては、あまりに可哀想な事件で心が痛みます;;

そして、主人公のカウンセラー岬は相変わらず、突っ走ってます。
他国で、武装ヘリに乗り込み、ミサイル攻撃で敵を撃沈(ポカーン
そこからなぜか、日中関係が悪化し、あわや戦争開始か?となるわけですが。
・・・・今回もまた一人のカウンセラーが起こした事件から、すっごく大きな国家間を揺るがす大問題に@@;

そして、「催眠」で登場したカウンセラー嵯峨が、だめだめ~な状態から復活!
ここで催眠シリーズと千里眼シリーズが合体するのですね。
いろんなことてんこ盛り。

日中戦争の危機に新たな黒幕が!そして、とらわれた岬はどうなる!!

こ、これはどうなるの?どう収拾を付けるの?って思ってたら。。。
続きは、「千里眼 運命の暗示」へ。

つ、続くんですか;;  なんだかんだ言いつつ、作者の術中にはまってしまったので早く続き読まなくちゃ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 松岡圭祐
感想投稿日 : 2011年6月6日
読了日 : 2006年8月25日
本棚登録日 : 2011年6月6日

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