乙女なげやり (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年8月28日発売)
3.76
  • (150)
  • (248)
  • (267)
  • (20)
  • (3)
本棚登録 : 2162
感想 : 205
3

再読です。

次々に読んでも飽きのこないしをんちゃんのエッセイ、包み隠さずに書いている感じが清々しいです。
家族や友人とのおもしろエピソード、「いかがなものか」と思っていること、たくましい妄想力の賜物…など、どんな内容を書いていても、いい意味で飾らない、生身のしをんちゃんの姿が浮かんでくるのです。
「そんなことまで書いちゃって…」と思うような赤面エピソードも赤裸々に公開しちゃうところ、大好きです。

人をおもしろがらせることのできる表現力と豊富な語彙力が、この飾らなさを支えているのだなぁと、改めて感じながら読了。
哀川翔の自伝が気になって仕方ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ。
感想投稿日 : 2016年8月10日
読了日 : 2016年7月31日
本棚登録日 : 2016年8月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする