月面で発見された宇宙服を着た死体は、驚くべきことに5万年前に死亡していた。
地球がまだ旧石器時代だったころ、宇宙には高度な文明を有する生命体がいた…?
チャーリーと名付けられた彼は、どこから来て、何をしていたのか。
今までの常識を大きく揺さぶる発見に、世界中の研究者たちが挑みます。
さまざまな分野の専門家が各々のフィールドで探究を行い、その結果が持ち寄られ、新たな発見につながり、点と点が結びついて、だんだんと形を成していく。
その点1つだって、何人もの研究者が未知の出来事に試行錯誤をしながらメスを入れて、解きほぐしたものなのです。
その過程に、そのスケールの大きさに、たまらなくわくわくしました。
最後の最後まで、静かに興奮しながら読了。
自分の視野が、空間的にも、時間的にも、ぐいーーーんと広がったような感覚。
大きな大きな流れの中に自分がいるということを意識させられました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
読みました。
- 感想投稿日 : 2022年2月5日
- 読了日 : 2022年1月10日
- 本棚登録日 : 2022年2月5日
みんなの感想をみる