大変面白かった。1978年に出版されたとのことだけど、あまり古臭さは感じなかった。昔の SF 小説に特有な若干差別的なテイストを含むユーモラスもなく、安心して読めた。読者を楽しませたいという、筆者の純粋なエンターテインメント性を感じる。また特筆すべきこととして、翻訳が良かったことも、古臭さを感じさせない理由のひとつだと思う。
内容としてはしっかりと SF している。世界観・ストーリー・キャラクター、全てが SF 的で大変満足。
結構大風呂敷を広げているのだけど、わずか300ページでぐるりと一回転して、伏線回収しながら終結まできちんと描いている。
面白かった。内容があり、文量は多すぎない。初心者にも安心してオススメできる一冊。宇宙の果てのレストランというタイトルの続編もあるみたいなので是非読んでみたい。
(書評ブログもよろしくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2022/02/26/%E3%80%90%E3%81%8A%E6%89%8B%E8%BB%BD%E6%9C%AC%E6%A0%BCSF%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%80%91%E9%8A%80%E6%B2%B3%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89_-_
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF小説
- 感想投稿日 : 2022年2月26日
- 読了日 : 2022年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年1月5日
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