村上春樹のエッセイ集。さすが村上春樹なだけあって、エッセイの真っ最中に突然詩的な表現が飛び出してくる。
お気に入りなのは「考え出すと気になって夜も眠れないというほどでもないけど、疑問符が背中のどこかに、淡い影のようにぴたりとはりついている。」という一文。まあ割としょうもない流れの文章なんだけど、しょうもない流れからこんな文章が出てくるのがすごい。
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- 感想投稿日 : 2024年1月22日
- 読了日 : 2024年1月22日
- 本棚登録日 : 2024年1月22日
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