路地裏写真集。
「世界の」と題しているが、主にヨーロッパ。石畳ですね~。
閉塞感と先の見えない好奇心が路地裏の魅力だと思うが、その感覚を上手く写し取っている。縦長の装丁がそれを助長している。
印象的だったのがグラナダ。地中海沿岸に見られる白い壁が特徴的だが、路地裏になるとよりその白さが際立つ。白亜の壁に囲まれて歩くとどのような感じがするのだろう。非現実的な感覚があるに違いない。余所者感がより一層増すだろう。
誰もいない午後の路地裏もいいが、日が暮れて街頭に照らされながら歩く路地裏もまた、いい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
写真集・デザイン
- 感想投稿日 : 2010年3月17日
- 読了日 : 2010年3月17日
- 本棚登録日 : 2010年3月17日
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