新世界の路地裏

著者 :
  • ピエ・ブックス (2008年11月1日発売)
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感想 : 45
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路地裏写真集。

「世界の」と題しているが、主にヨーロッパ。石畳ですね~。
閉塞感と先の見えない好奇心が路地裏の魅力だと思うが、その感覚を上手く写し取っている。縦長の装丁がそれを助長している。

印象的だったのがグラナダ。地中海沿岸に見られる白い壁が特徴的だが、路地裏になるとよりその白さが際立つ。白亜の壁に囲まれて歩くとどのような感じがするのだろう。非現実的な感覚があるに違いない。余所者感がより一層増すだろう。

誰もいない午後の路地裏もいいが、日が暮れて街頭に照らされながら歩く路地裏もまた、いい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 写真集・デザイン
感想投稿日 : 2010年3月17日
読了日 : 2010年3月17日
本棚登録日 : 2010年3月17日

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