勉強という言葉は、私のここ11年間、いつも頭にあることであったし、関連本があれば何でも読んできた。
勉強という定義からしよう。
自分の瞬間以上の可能性に力を入れることとする。
このことは自己実現にも関わってくる。
とりあえずここでは、目標に向かうための努力の手段の一つと捉えよう。
受験勉強なら、受験が目標、留学への勉強なら留学を達成するための手段。
また、学習とは世界の見方を知識によって変える行為である。
教師と生徒が一緒に知識に向かっているわけではなく、知識が介在して、生徒が世界を見る形にして教師は指導をする必要がある。
勉強
計画と目標の中で、正確にやっている自分を体験しよう。体験の記憶を増やす。
インプット
保持
アウトプット
環境
やる気
能力
計画
の五つがキーワード
インプット
インパクト、繋がり、一般と具体、早く読みそれを何度も回転、全体の中の位置づけを確認しながら行う。
何を得るかというより、何を捨てるのかという視点が大事
1分からでもいいから、短く時間を区切って、この時間はここまでやろうとすると重い腰もすんなり動く。
保持
何も見ないで想起すること
=反復、ストーリー、音読、つながり
アウトプット
状況に合わせたイメージとの同化
環境
やる気に溢れる場所、自分が目標とする場所に自分の身をおくこと。
ただとにかく行うだけというやり方もある。
能力
能力のことはいつも悩んできた。ほかが勝っているのではないかと悩んできた。このことにより、多くのことに時間を費やしてきたし、それ以上に疲れていた。
ただ、能力は知識の総合としてあるというのが見解。
環境や偶然の感覚によって、知識を得たと感じていないもの=才能もあると思う。
もちろんそれが超自我のおかげという見解もなくもない。
計画
戦略と言い換えられる。
また、優先順位を着けながら行動することでもある。
物事を行うことを怖れる力もあることはあ理解しておくべきだ。
勉強の手順=最小限のことを目標から逆算しながら行うこと。
実現したときを書籍、人、訪問、写真、セミナー、体験談等で体感して、具体的なイメージを作り上げる。
具体的な項目を作り上げる。
→
試験であれば、過去問が多い。出題形式もある。これら行っていき、イメージと合わせて、行うことを細分化していく。
→
細分化したことを期限を考えてながら行っていく。
勉強成果=地頭×戦略×時間×効率と考える
大学受験の場合
受かったときのイメージをあらゆるものを使って作り出していく。
地頭=小、中学校の勉強による基礎力
戦略=合格体験記を読みながら、やるべきことを洗い出し、限定された期間でやりぬく計画を立てる。
時間=一日14時間でも16時間でも必要な時間を作り出す。
効率=努力をしていく中で、生まれた疑問を一つ一つノートに書きだし、解決することで上がっていく。
ポイントは妥当点を知ること。
予備校や塾は戦略を提供するところ。そうじゃなければやめた方がいい。
先生に聞く、予備校講師に聞く、先輩に聞く、過去問を調べる、合格体験記を読む等=戦略を立てる
地頭
読む=情報を要約しながら、記憶していくこと。
アウトプットを意識して読むことが大切
「filetype:pdf」とするとPDFだけで検索できる。そのときgoogle scholar等が有益
良いモノは、声を出して何回も読む。
毎日論文を読み、要点暗記。
書く=要約して持っている知識や情報を用途に応じて文章化していくこと。
構想、流れを立てたうえで、ブログを書く
英文の400字エッセイを書いていく。
上記二つはそれぞれ30分以内に仕上げる。
根拠を明確して書いていく。説得力のため。
データやアンケート、他の研究者の研究を用いる。
新聞レベルだと「~によると」という根拠が多い。
論文だと脚注をつける。
「他の先進諸国に比べると~%ほど高く、~カ国中第~位」等
そろばん=計算=問題対象に対して、フレームと情報を組み合わせて答えを導くこと。
フェルミ計算、ケーススタディを覚え込み、普段から意識的に使う。
一定時間集中する体験を記憶することで、集中力は鍛えられていく。
戦略=目標設定+情報収集+プランニング+モチベーション
直前に焦ってしまうのは、戦略不足が原因。
目的、目標を明らかにして、「そのためには何が必要なのか」を分析し、「自分がいま、何を何のために、どのような考えと計画でやっているか」を明確にすることで勉強の成果うぃ最大限に引き出し、目標達成へと導きける。
目標設定
具体的かつ期限をきめる
情報収集=目標にいたるまでの道や目標の明確化
「目標とするものを良く知ること」=逆算して、現在に持ってこれるくらいまで。
何で構成され、どんな特徴を持ち、最近はどんな傾向にあるのか。
難関校と普通校の違いは情報格差にある。合格者がどんな成長カーブを描いたか、どんな勉強していたか、どの問題集を使っていたか。これは大手予備校でも同じである。
勉強に必要な情報=「目標達成のためには何ができなければならないか」、「何をどのくらいすればそれができるようになるか」の二点
また、詳細に「ここで行き詰ったときは何をするべきか」「ここが分からないときは何を調べればよいのか」、「どのタイミングで何をするのが望ましいのか」まで知りたいところ
そのため、生の情報が一番良く、お金に余裕があるなら、大手予備校のような情報の蓄積があるところにいくのが良い。しかし、自分で集めるからこそ、予備校を超える効率が生まれることもある。予備校は一般する傾向が強いからだ。それでも、お金と時間に余裕があるのなら予備校に通っておいて間違いない。その道のプロに聞くということのバランスを考えることが大切。この相談をするとき、正確に自分のことを伝えた方が正確に情報を得やすい。
お金がない場合でも、その道の先達とどうにか繋がりを持てるように努力をすること。
また、合格体験記も役立つ。東大受験のときはまず一冊の合格体験記を精読、二回ほど読んだのち、合格者に最も活用されていた参考書・問題集を購入。その問題集に手を着けながら、初めの一カ月は一日30分くらい合格体験記を再読しました。モチベーションを高めると同時に、実際に経験してみることで情報のキャッチも良くなるからです。しばらくすると、過去問題集である「赤本」を入手して「傾向と対策」の欄を参考にしたり、大手予備校が実施する模擬試験の解説を熟読したりしました。そうやって、自分の戦略や勉強方法が適切かチェックをした。
ハーバード受験では、一般の留学本の情報をベースに、ブログやホームページ、amazonのブックレビュー、留学予備校で公開している情報を足し合わせました。それぞれは断片的でもつなぎあわあせると役立つ情報に。
=目標を明確にし、それを細分化することで、必要な情報が具体的になれば、それをピンポイントで検索することができます。そのピンポイント情報は意外とインターネット上にあります。
自分自身を知るためには、実際の試験、もしくは模擬試験、自分自身で状況をシミュレーションすることで把握することができます。
- 感想投稿日 : 2010年12月12日
- 本棚登録日 : 2010年12月12日
みんなの感想をみる