眼の壁 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年3月30日発売)
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本棚登録 : 540
感想 : 41
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気が付けば半世紀以上前の作品。餓死で思い出して久しぶりに読み返す。時代が下ると古臭くなる作品は多いが、この作品においてはあまり感じなかった。清張の特徴だろう。使われているトリックは今でも面白い。エンディングの「溶けている」というセリフが忘れられない。ひとつだけ古臭かったのは手形詐欺。最近手形自体をあまり見かけない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マ行の作家
感想投稿日 : 2011年6月26日
読了日 : 2011年6月26日
本棚登録日 : 2011年6月26日

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