世界の歴史 (6) 宋と元 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社 (1975年1月10日発売)
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感想 : 5
4

[評価]
★★★★☆ 星4つ−

[感想]
少し前に明清の歴史に関する本を読んだけど、そこで語られた異民族による中国支配の萌芽が見て取れる内容だった。
特に中華地域と中華外地域で皇帝が支配方法を使い分けているのは後の清が同じことを行い支配していたことを考えると一般的な方法だったのだと感じた。
しかし、中国の凄いと感じるところは異民族に何度支配されようとも支配には官僚の存在が絶対に必要となり、最終的には中華化してしまうことだな。
また、中国が周辺社会に与える影響というのは大きいのだと改めて感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月22日
読了日 : 2016年10月15日
本棚登録日 : 2018年12月22日

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