翻弄しているようで、翻弄されている。
翻弄されているようで、嘲笑っている。
振り回されて、傷つけられて、その上で見せる恐ろしく強い意志。
かたや、最初から最後まで手玉にとっている。
通り一辺ではない、表裏一体な「少女」「女性」たち。
同じ女性としてツラい展開もあれば、ニヤリとする展開もある。…一気に読むとドッと満足感と疲労感!
固定観念的な性差を避ける時代だけど、どこかこの男女の「断絶」はいつの時代も在るんだろうなぁ、と思ったり。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月11日
- 読了日 : 2023年4月11日
- 本棚登録日 : 2023年2月15日
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