これは久々に衝撃的だった。
ソーシャルネットワークというツールの発明により、コミュニケーションのスピードと情報量が圧倒的に向上した。
インターネット上では今までも行われていた情報やスキルの共有だが、そのスキームがどんどんリアルのコミュニティーにまで広がってきていて、その結果として社会的問題がいろいろなところで解消されてきている。
何より、ここで紹介されている数多くのモデルは、全てクールですぐに使ってみたいと思うものばかり…。
人はそういったサービスを一度体験することで、本当に必要だったのは「所有」や「消費」ではなく、「利用」や「体験」であることに気づく。
またその際に生まれる「コミュニケーション」の心地よさを改めて実感する、まさにマインドセットされるのだ。
マインドセットが連鎖することにより今後、確実にこのシステムは広がっていくであろう。
P2Pのコミュニケーションシステムにおいて、重要なのは財務的な信頼以上に個人の人間性に対する信頼である。
個人としての経験や信頼、すなわち本質的な価値をいかに蓄積し表現していくか、今こそ真剣に考えるべきときだと強く感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年1月22日
- 読了日 : 2011年1月22日
- 本棚登録日 : 2011年1月22日
みんなの感想をみる