通貨の品格 - 円高・円安を超えて

著者 :
  • 中央公論新社
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044182

作品紹介・あらすじ

必要なのは、インフレではなく、持続可能な経済成長。安易な円安期待、機械的なデフレ脱却の陥穽とは。日銀は何ができ、何をすべきか-。ギリシャ危機の真の教訓を読み取る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一昨年には「超円高」の状態となり、1ドル76円台にまで円高が進んでいった。自動車業界など輸出に関する業界の売り上げが落ち込む一方で、原料などの輸入が安価になったことによって、それらの大安売りができるようにもなった。今年になって政権交代が行われ、そのことによって円安が進行していった。今度は逆に輸出が喜ぶ一方で、輸入産業は悲鳴をあげている。
    そういった「円高」「円安」と言った風潮に対して、一石を投じているのが本書である。

全1件中 1 - 1件を表示

小林正宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×