巨匠・高畑勲監督が日本最古の物語といわれる「竹取物語」を原作に“誰も見たことのないかぐや姫”として、ひとりの少女・かぐや姫の犯した罪と罰を描く真実の物語。ロサンゼルス・ボストンの映画批評家協会賞を受賞するなど海外の映画賞を席巻。
また「第87回アカデミー賞」の長編アニメーション部門にもノミネートされ、高畑作品としては初めて、また宮崎駿監督「風立ちぬ」以来となる同賞の候補となった。
竹の中から見つけたかぐや姫が美女に成長して、貴公子5人に求婚されるもすべて断り月に帰っていくあらすじに、かぐや姫の葛藤や心の変化を掘り下げた野心作。
水彩画のような淡く美しい色彩、田舎で無邪気に育っていきたかったのに都で息苦しい姫としての暮らしを強いられるかぐや姫の葛藤、天真爛漫な姿の中に秘められたかぐや姫の愛と思い、女性目線から語り直したかぐや姫の新しい物語です。
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- 感想投稿日 : 2024年3月16日
- 読了日 : 2024年3月16日
- 本棚登録日 : 2023年1月2日
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