ライターの戸崎は、高校の時の初恋の相手・倉田と偶然再会します。でも、陸上
部で注目の的だった倉田が、本好きで図書館に入り浸っていた自分の事など覚え
ていないだろうと、初対面の人間として接します。でも、会話の最中に倉田から
「高校の同級生だったよな?」と尋ねられ、そのまま飲みに行く事になります。
ちょっと緊張しながらも会話をする戸崎に「俺の事好きだったろ?」と直球が降
りかかり、そのまま体の関係を持ってしまう二人。
久しぶりに会ったけど、やっぱり好きで、どうしようと迷いつつも体を許してしまう、そんな気持ちがちょっと切ないです。
二人で過ごした夜の事が忘れられず、仕事にも身が入らない戸崎。
今まで女の子と普通に付き合ってきていた倉田は、その時は興味本位で戸崎を抱
いたのかもしれません。だけどあの夜以降、戸崎の事が忘れられない倉田は、戸
崎に会いに行きます。
「お前の声を聞いたら、会いたくなった」と言えなくて「ヤリたくなった」っと言ってしまう倉田が可愛いです(笑)戸崎の事を考える時間が増えて、どんどん優しくなっていく所とか、戸崎の元彼に嫉妬する所とか、戸崎の事を好きになっていく微妙な心理描画がとても素敵です。
まだちょっとハラハラな二人に更なるライバルも登場してきますし、2巻が楽しみです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BLまんが(作家別:は行)
- 感想投稿日 : 2011年11月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月17日
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