こうして作れば医者はいらない――若杉ばあちゃんの台所

著者 :
  • 祥伝社 (2013年8月2日発売)
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感想 : 11

これを食べれば医者はいらない、から著者続きで手に取った。
このおばあちゃん、なかなかクセが強くて好きだわ。

日頃からぼんやり思ってることを改めてまざまざと突きつけられた気分。
テフロン加工の鍋がダメとか、よく噛めとか、調味料の製法とか。
この本も含めた健康系の本を最近読んでいて、影響を受けて久しぶりに玄米を食べた。
たまたま手に取った玄米が良かったのか、食べやすくて美味しい。玄米を食べると外食の味付けが非常に甘ったるく感じる。インスタントなどの加工食品も自然と食べる気にならなくなる。

でも、玄米、味噌汁、野菜のおかず、だと脳が飽きるんだあぁ。
それしかない環境でなら永遠と食べるだろうけど、和洋中、インスタントや惣菜、外食とあれこれ揃っている中で玄米の一汁一菜を続けるのは、地味。その質素さに、たまに発狂しそうになる。
本当は全然食べたくもないし、食べてもそんなに美味しくもないのに、スナック菓子とか買いたくなる。
食べた時の味やお腹の具合、身体の快適さで言ったら玄米ご飯の方が遥かに良いんだけどね。

とりあえずこの本では、影響を受けて土鍋を実家から引っ張り出してきました。
(あと昔ながらの製法で作られた塩を購入したり、調理の時に右回りを意識してみたり)
ちょうど小ぶりの一人前の大きさだったから、それで玄米を炊いた。去年浸けた自家製の梅干しと一緒に食べたらしみじみ美味しかった。
味は最高に美味しいし、身体に良いことも分かりきっているので
発狂するか飽きてくるまでは、しばらく続けてみようと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生活系
感想投稿日 : 2023年6月17日
読了日 : 2023年6月16日
本棚登録日 : 2023年6月17日

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