フューチャー・イズ・ワイルド完全図解ーーThe WILD WORLD of the FUTURE
- ダイヤモンド社 (2005年1月29日発売)
本棚登録 : 80人
感想 : 19件
科学的に想像した未来の生き物たちを紹介する本。頭足類が陸上に進出したり、魚が空を飛んだりと面白いです。
小学生くらいの時にディスカバリーチャンネルか何かでやってたオリジナルの番組を観て好きになって、当時の自分としては珍しく自分で買った本だったような記憶がある。
今読み返すと言葉遣いとか子供向けだと感じる部分があるし、小中学校の理科の知識があれば読めるので、自分が読んだ時期もぴったりだったのが、しっかり好奇心を満たしてくれる感じで良かったのかな。
イギリス自然史博物館とか、スタンフォード大学とか、権威あるところの学者が監修してて、こういう理由で未来の動物はこうなるかもっていうのを見せてくれるのが楽しい。
過去・現在を検証して未来を予想するっていうプロセスの面白さとか、生き物が生きていく上での普遍的な原理原則とか、未来の生き物を想像しながら無意識のうちに自然科学的な考え方を学ばせてくれた良本だったと思います。
久しぶりに読んで、バブカリっていう猿の進化形が大学の知人の顔にそっくりでビックリした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年12月10日
- 読了日 : 2015年12月10日
- 本棚登録日 : 2015年12月10日
みんなの感想をみる