梨木さんの世界。
はじまりは「ぬかどこ」。
世界に一つしかない細菌叢の世界。
しかも時間とともに変化し続ける。
一つの細胞から細胞膜、細胞壁、細菌、麹菌、動物、人。
脈々と続く時間の流れ。
境界のない世界。
とても大きな世界感。
人と人の結合がこのように語られるのか と驚き。
「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」もすごい伏線だと思う。
子どもの頃は100年なんて想像もできなかったけれど、梨木さんの世界に触れることで、今は1000年単位でも理解が出来るような気がします。
この本も大切な一冊になりました。
老若男女におすすめです。
で、読み終わってすぐですが、もう一度読み返しています。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2021年7月7日
- 読了日 : 2021年7月7日
- 本棚登録日 : 2021年6月23日
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