楽園のカンヴァス (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2014年6月27日発売)
4.36
  • (3185)
  • (2216)
  • (704)
  • (93)
  • (25)
本棚登録 : 24903
感想 : 2158
5

大学生時代から15年間、倉敷市に住んでいました。
大原美術館はとても身近で、館長さんに講演を依頼したこともありました。

この作品はその大原美術館から始まります。
大原美術館 監視員の早川織絵とニューヨーク近代美術館のティムブラウン。
現代のこの二人が当時のアンリ ルソーの生涯を解明していきます。
「夢」に隠された秘密。
ルソーの生き方が描写されていて、とても親近感が持てました。
織絵とティムもとても素敵。

一つ一つの作品が人生そのもののように思えます。
芸術には疎いですが、もっと勉強したくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2020年7月3日
読了日 : 2020年7月3日
本棚登録日 : 2020年6月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする