アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (1992年1月16日発売)
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本棚登録 : 605
感想 : 45
5

ちょっと古い本だけど、アラブ・イスラエル問題がすっきり整理されている。
UAEやバーレーンがイスラエルと国交正常化に動くなど、中東の動きから目が離せない中、この本はいろいろこの地域の歴史的背景を教えてくれる。
イラン・イラク戦争がイスラエルにとっては時間的猶予を得られたこと、クウェートという国がパレスチナ人の労働によって支えられていたことなど、知らなかったことが多い。
エネルギーを中東から依存している日本にとって、この地域の動向と歴史的背景を知っておくことが極めて大事であるので、こういう分かりやすい本はぜひ広く読まれてほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月18日
読了日 : 2020年9月14日
本棚登録日 : 2016年9月14日

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