ボッシュシリーズ4作目、毎度、ボッシュ自身に強烈なスポットライトを当ててのストーリー展開だ。解説でもあるように、このシリーズ、回を重ねる都度に、遡及して行く、それにつれて模糊としたシチュエーションの設定がフォーカスされ、今回はそこが究極。
コヨーテにそのイメージを化身させているかのような情景と題名。
海外サスペンスは元警官、元検事とかお偉いさん、しかも司直のトップに悪が当然のごとく?いて、今回もそれ、いくらか慣れてはきたが。
ゆっくりとした回想と掘り起こし、それが動くにつれ、一人、また一人と屍体になって行く・・・下巻残すところ3割はそこを畳んで行くかのような快走・・
ジャスミンとの濃厚なセックス描写はいつもの愛嬌としても、次なる巻へ彼女が持つ謎が解明できるのかと思う・を残す。
終わってみればやはり市警のあいつが!何処までもボッシュの天敵か!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月4日
- 読了日 : 2022年1月4日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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