宮部みゆきは本当に人間が好きなんだなと思う。あたたかい面も、憎悪も、全て大きな愛で包み込むように描く。じんわりとしつつ、苦味も効いた後味。
『消えずの行灯』これこれ、この後味!切ない柔らかな火を想像してると、相手を焼き尽くさんばかりの炎に変わる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2024年1月3日
- 読了日 : 2024年1月3日
- 本棚登録日 : 2024年1月3日
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