嫌われる勇気

  • ダイヤモンド社 (2013年12月12日発売)
4.36
  • (671)
  • (410)
  • (131)
  • (28)
  • (13)
本棚登録 : 5448
感想 : 544
5

アドラー心理学について、青年と哲学者の対話形式で解説が進む。青年は自分に自信が無いけれども、哲学者へ自分の反対意見をぶつけ、論破したくて噛みついてしまうところは、自分にそっくりであり、思わずニヤけてしまった。もちろん、哲学者との対話を重ねながら、青年は「無知の知」に気づき、自ら変わっていく。
哲学者の話を理解できず、葛藤する青年の心の描写がところどころに挿入されている。これが、読み手の理解度確認(おさらい)の役割になっており、この本をとても読みやすくしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月6日
読了日 : 2021年10月6日
本棚登録日 : 2021年9月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする