文學界2016年10月号

  • 文藝春秋 (2016年9月7日発売)
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感想 : 3
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宮内悠介さんの「カブールの園」。芥川賞候補作。
アイデンティティについての物語なのかな?
110 枚では短すぎて深いところへ連れて行ってもらえなかった。
高樹のぶ子さんの「私が愛したトマト」。おばあちゃんについての描写がキモ。
荻野アンナさんの「Credo」。闘病と介護、知らなかった。
岸川真さんの「坂に馬」。これよかった。
映像的な描写にドンドン引き込まれた。
水原涼さんの「ふゆり」。うーん。
石原慎太郎さんと斎藤環さんの対談“「死」と睨み合って”
石原さんのある一面を意外と感じるべきか?
柄谷行人さんと高澤秀次さんの対談“生誕 70 年 中上健次と津島佑子”
面白いテーマのお話でいくらでも聴いていたい。
“特集 藝能春秋”伝統芸能に生きる若き藝能者たちのインタビューは興味深い。
吉田修一さんと李相日さんの対談“映画と原作の真剣勝負‐『怒り』をめぐって”
お互いほめ殺し…。
高橋秀美さんと鹿子裕文さんの新連載コラム 2 本はどっちも???

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑誌
感想投稿日 : 2017年4月1日
読了日 : 2017年4月1日
本棚登録日 : 2017年4月1日

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