ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年7月1日発売)
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カルタゴの稀代の戦術家ハンニバルのローマ攻略戦記。第一次、二次ポエニ戦役の時代です。カンネの会戦でローマは大きな敗北を負います。その時に僅かな人数で執政官と共に逃れたのは、後にローマの名将となるスキピオ。まだ19歳でした。ハンニバルの戦術のお手本となったのはマケドニアのアレクサンダー、大王と呼ばれた人。次々と戦果を挙げるハンニバルの戦術を学んだのがスキピオでした。作者が押すところの成功する男の条件、セレーノ(晴朗)を持ち合わせていたスキピオが、この巻で格好よく登場します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 塩野七生
感想投稿日 : 2016年10月9日
読了日 : 2016年10月6日
本棚登録日 : 2016年10月9日

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