ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社 (2008年9月3日発売)
3.34
  • (272)
  • (668)
  • (1254)
  • (282)
  • (38)
本棚登録 : 7036
感想 : 489
3

「ジェネラルルージュの凱旋」をDVDで観たので、原作も読んでみようと思い立ち、田口・白鳥のシリーズを数冊まとめて購入してきた。

「ジェネラル」の印象が残っていたのもあり、原作で田口が男性(それもインパクトの薄い、イケてない系)であることに驚いた。
この「ナイチンゲールの沈黙」は上下巻に分かれているが、上巻は伏線と設定ばかりなので、読んでいてあまり面白いものではなかった。下巻に入ってようやく動き出す!って印象を受けた。

また、海堂尊氏の医療ミステリーはかなり本格的なものだという認識があるが、本作はファンタジーのような?ミステリアスな?常識では解決できないもの、が根底にあるので、私的にはいまいちすっきりしなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2019年12月14日
読了日 : 2019年12月14日
本棚登録日 : 2019年12月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする