アンの幸福 (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 4)

  • 講談社 (2005年7月15日発売)
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感想 : 12
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高校の若き校長になったアンは、海辺の町から、婚約者ギルバートに手紙を綴る。ふたりの未亡人たちの家"風にそよぐヤナギ荘"での楽しい下宿生活。地元の有力一族や年上の女教師の反発など、仕事のほうは前途多難だけれども、アンは諦めずに愛する生徒たちを教える。また、すぐそばの家に住んでいる小さなエリザベスのことも気がかりだった。サマーサイドでの3年間の記録。

ギルバートへの手紙と今までと同じアンの語りが交互に入る感じです。手紙も嫌いではないけれど、私はどちらかというと普通の文の方が好きかなぁ。アンが丁寧に書いたラブレターもちょっとは気になりますが・・・(笑)ギルバートからの返信もあったら良かったのに。
キャサリンと打ち解けたお話が一番心に残りました。人の心の奥底にあるものを直観的に見抜くアンの能力には脱帽です。すごいなぁ、こんな風に友人を増やせたら素敵だろうな。エリザベスの件は解決して良かったですが、結局どこで父親が心を決めたのか謎。なんで一度は帰ろうとしたんだろう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2013年9月13日
読了日 : 2013年9月13日
本棚登録日 : 2013年9月13日

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