変身 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1952年7月28日発売)
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本棚登録 : 15394
感想 : 1606
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100分で名著で興味を持ち読みました
感想としてはグレーゴルは父や母、妹などに虐待に近いことをされているとも言えますが
グレーゴルは虫になったときに病にかかったといっていましたが実は醜い姿になっていたのではないでしょうか?
責任感の強そうなグレーゴルは疲れて病にかかり虫になった幻覚を見て虫のような動きをしていたのではないでしょうか?
もしくは夢落ち説もあるのかなと思いました
そして作者のカフカも人生や願望に寄せて作っているのかと思いました
当時20世紀では不治の病の結核にカフカはかかり彼女と結婚ができず40歳でなくなりますが亡くなる直前に書いた本「城」では主人公が城まで行こうとしますがいくら歩いても着かない…
などカフカは自分の居場所がないと思っていたのか分かりませんがこの「城」の主人公がカフカと似たようなことをしていると100分で名著ではというような事を言っていました

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月8日
読了日 : 2023年8月8日
本棚登録日 : 2023年8月4日

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