高橋義孝のおすすめランキング

プロフィール

1913年生まれ日本のドイツ文学者・評論家・随筆家。学位は、文学博士(東京大学・論文博士・1961年)。九州大学教授、名古屋大学教授などを歴任。1995年没 主な著書は『森鴎外』(読売文学賞)『現代不作法読本』『文学研究の諸問題』『近代芸術観の成立』等、翻訳本はC・G・ユング『無意識の心理』人文書院、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』新潮文庫1951、フランツ・カフカ『変身』新潮文庫1952など。

「2023年 『フロイト著作集第5巻 性欲論/症例研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋義孝のおすすめランキングのアイテム一覧

高橋義孝のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『変身 (新潮文庫)』や『若きウェルテルの悩み (新潮文庫)』や『ファウスト(一) (新潮文庫)』など高橋義孝の全255作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

変身 (新潮文庫)

15395
3.55
フランツ・カフカ 1952年7月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

カフカの有名な不条理小説。読了は10年ほど前だが、印象深い小説であったことを憶えている。 突然変身したアレに対して、本人も含めて家族にもそれほど驚きが大... もっと読む

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

5201
3.58
ゲーテ 1951年3月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1774年 ゲーテの書簡体小説。 主人公ウェルテルが、婚約者のある女性“ロッテ”に恋をして、その苦悩を友人への手紙に悶々と吐露していく。ラストはご存じの通... もっと読む

ファウスト(一) (新潮文庫)

2247
3.74
ゲーテ 1967年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あらゆる学問を修め、もはや現世で得ることもなく虚無感に襲われ自殺しようとしていたファウスト博士のもとに、黒い犬がやってくる。犬の正体は悪魔メフィストフェレ... もっと読む

精神分析入門(上) (新潮文庫)

1624
3.34
フロイト 1977年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表面には出てこない「本当の欲求」を知る方法。 精神分析学の創始者フロイトが第一次世界大戦中に ウィーン大学で行った講義内容をまとめたもの。 フロ... もっと読む

ファウスト(二) (新潮文庫)

1527
3.55
ゲーテ 1968年2月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読。以下ネタバレ備忘録。 マルガレーテの死から立ち直ったファウストは、なぜか皇帝の臣下になっている。メフィストフェレスの手を借りて皇帝に取り入り、あー... もっと読む

魔の山(上) (新潮文庫)

1340
3.69
トーマス・マン 1969年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

魔の山の「魔」は魔法の魔。私は悪魔の魔だと勘違いしていたが、英語ではmagicと訳されているらしい。 もっと読む

精神分析入門 下 (新潮文庫 フ 7-4)

1032
3.21
フロイト 1977年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

学生のころ、文学関係の講義で他の数冊と併せて読むことになった 少し読んでは積んで、の繰り返しで、読了までに長い時間がかかった 精神分析の創始者であ... もっと読む

トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す (新潮文庫)

987
3.57
トーマス・マン 1967年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『ヴェニスに死す』は、映画とずいぶん印象が違う。 2作とも面白かったが、充分理解したとはとても言えないので、少し置いて再読したい。 もっと読む

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

848
3.31
フロイト 1969年11月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 汎性愛主義者pansexualistの異名で知られるフロイト。しかしフロイトの重要性は、なにも、すべての人間行動の根源には無意識へと抑圧された歪んだ性的... もっと読む

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

834
3.68
トーマス・マン 1969年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ゲーテのヴィルヘルムマイスターと並ぶドイツ教養小説の名著。1924年作。 主人公ハンス・カストルプはスイス山奥のサナトリウムでの療養という非日常の世界で、... もっと読む

夢判断 下 (新潮文庫 フ 7-2)

573
3.36
フロイト 1969年11月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

6月末から読んでいたから読み終わるのに4ヶ月もかかってしまった。 まず、最終章の「夢事象の心理学」という理論編を読んでから、上巻のはじめに戻り順次読... もっと読む

はればれ、お寿司(おいしい文藝)

204
3.24
北大路魯山人 2019年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

北大路魯山人が通ぶっているのを こき下ろす流れなのがいい。 もっと読む

みずうみ 改版 (新潮文庫 シ 4-1)

127
3.50
シュトルム 1967年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新潮文庫版を読むのは初めて。訳はこちらの方がよい気がする。「大学時代」は読んだことが無いはずだが、既読感があるのは、結末が「アンゲーリカ」に似ているからか... もっと読む

魔の山(上)(新潮文庫)

83
3.75
トーマス・マン 電子書籍 1969年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いわゆる教養小説の代表作に位置し,明治の日本文学にも多大な影響を与えていることから,研究目的で読む分にはやりやすいだろう。 もっと読む

ファウスト(一)(新潮文庫)

81
3.80
ゲーテ 電子書籍 1967年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昨冬、17年ぶりにゲーテの「ファウスト」を読了した。 ゲーテが、着想から六十年という歳月をかけて完成させた「ファウスト」は、ダンテの「神曲」と並んで、世界... もっと読む

無意識の心理

74
4.17

感想・レビュー

ユングは師と仰いだフロイトと袂を完全に分かち独自の道を行く覚悟を決めて書いたのだと思う。「転移よりも問題が根深いのは逆転移なんじゃないですかフロイトさん?... もっと読む

変身 (1952年) (新潮文庫〈第393〉)

70
3.19

感想・レビュー

奥付は昭和58年第57刷。本書も中学時代の塾講師に紹介されて読んだものだ。目が覚めたらベッドの中の自分が巨大な毒虫になっていたという有名な書き出しだ。だが... もっと読む

変身(新潮文庫)

69
3.76
フランツ・カフカ 電子書籍 1952年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある朝、グレーゴル・ザムザが何か気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に代わっているのを発見した。 これが世に知られた書き出しの... もっと読む

無意識の心理 新装版: 人生の午後三時

60
4.25
C・G・ユング 2017年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ユングは難解な本が多い。一方、入門書などを読むと、なんか、ユングはそんなに単純なものでもないだろう?という気もしてきて、今ひとつ、しっくりこない。 ... もっと読む
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