夜のピクニック (新潮文庫)

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  • 2473レビュー
著者 : 恩田陸 
  • ¥ 724 /
  • 新潮社 /
  • 2006年09月07日発売 /
  • 455ページ /
  • Amazon.co.jp ・本 /
  • ISBN・EAN:9784101234175
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夜のピクニック (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ただ歩くだけなのに、いろいろな青春ドラマがある。このような設定、雰囲気作りは初めてですごいと思いました♪ 一緒に歩いて、悩んでる気持ちになりました。限りある青春を懐かしく感じたり!その時は面倒くさいのに、今だったら大切な時間だったそういう事を思い出させるお話です。

  • 物語は、異母兄弟の2人が、偶然にも高校3年生の時に同じクラスになったのですが、これまでの過去を引きづり、お互い一言も言葉すら交わしたことがなく、このまま何もなく卒業か?という時に学校の恒例行事として開催された歩行祭を通して、友人の助けを受けながら、ついに言葉を交わし、最後どうなるか?というストーリーです。
    主人公2人を取り巻く友人達のサイドストーリーが、また良くて、久しぶりに心温まる青春ドラマでした。
    ドラマだったら主人公2人が言葉を交わしハッピーエンドというところですが、言葉を交わしたことでドラマは終わりではなく、ここからが2人の本当のドラマのスタートだというところが深いですね!

  • 恩田陸さんの小説は初めて読みましたが、文章も読みやすいし、設定が絶妙でした。父親が共通の異母兄弟が同じクラスにいて、容易に打ち解けられなかった男と女が、高校最後の夜通し歩き続ける「歩行祭」で、ものの見事に打ち解けさせちゃうのは見事な展開。無理な展開という印象もあまりなく、青春時代のほろ苦さと甘さをうまく表現した秀逸な作品と感じた。

    何かの終わりは何かの始まりだというせりふが出てくる。まさに、歩行祭の終わりが二人にとっての始まりなのだなと暗示している。変えられない運命ではあるけれど、自らを変えることによって(すなわち貴子と理解しあうことで)、自らの視野が広がっていく融。青春だなあ。

  • 高校生の時に、こんなにしっかりした考えを持っていたら、人生変わってたと思う。

    その時の天候と、貴子達の気持ちがちょうどリンクしていて、心情の描写がわかりやすかった。

    受験とはそういうものかと思ったし、
    青春とはそういうものだったのかと知った。

  • ただ夜通し歩いている中にさまざまなストーリーがあり学生時代が懐かしくなりました。

  • ただ歩くだけなのだが ロマンチックだった。歩行祭という行事を通して二人の主人公の気持ちがしだいに変化してゆく様子が読んでいて面白かった 心を許せる友人が居るというのは素晴らしい事だなと感じた。ほんのり暖かい小説。

  • あー。。ほっこり。こんなドラマチックな高校生活じゃなかったけど。それでも自分のことを愛してくれる友達とか、先生とかがとなりにいてくれてほっとする感じとか。。その時しか味わえない時間を過ごしてたんだなーって何か懐かしいようなあったかいような気持ちになった。そんな存在に出会えたこと、大切に思い合える関係って当たり前じゃないよなー。ありがたいなって改めて思ったよ。。

  • 2度目の読了。前はイマイチよく分からなかった部分も、再読で理解できたところが凄く多かった^^。「歩行祭」という不思議な行事の中で、心の中が少しずつ変わっていって、最後は貴子と融が打ち解けられて本当に良かった!女同士の友情、男同士の友情、男女間の友情に、恋と…。全部味わえて良かった(*^_^*)

  • 永遠の青春小説の評判通り、思わず自分の高校時代を思い出してノスタルジックに浸らずにはいられない。自然体な登場人物に自分たちとか重ね合わせて、思春期って、過ぎ去っていって後から眺めることしかできないから、はがゆいほど眩しい。後悔、葛藤、嫉妬、憧れ、言うようのない興奮と高揚感、皆が共通して持ってる痛みと、爽やかさを備えた稀有な小説。

  • まだ途中までしか読んでないんですけどいろんなことが次々と起こりワクワクします

    中学の頃に結構な距離を歩くイベントがあったんですけど最初は暇でしりとりしてて途中から歩くことに精一杯で無言になっていました
    だから同じだな〜と思わず笑ってしまいました

    続きを読むのがすごく楽しみです!

  • 高校生ぶりに読み返したけど、いい本だ

  • みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。 夜通しで歩くという、高校生活最後の大イベント、歩行祭。恋バナをしたり、普段できない深い話をしたり。 忍が融に向ける友情、... 続きを読む

  • 学校恒例行事、1日かけて80キロの道のりを夜通しかけてあるく歩行祭。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するためにー。
    ただ、歩くだけ。この小説にあるのは高校生同士の会話と心の葛藤。でも80キロもあればやっぱりいろんなことが起こる。様々な伏線が張り巡らされ回収される。融と忍の男2人のコンビがすごくいい。いい関係だなぁと感じる。青春だなぁって。自分が100キロ歩いたときとも被ってすごく沁みた。

  • いい話…だと思うんだけど、ちょっと冗長で、さらに、今読むにはこっぱずかしいなw

  • 私もこんな素敵なピクニックしてみたいって気持ちになれました。

    絶対キツイだろうな笑

  • 高校生っていいなあ、と思える本。
    楽しかった高校生活を色々思い出す。

  • BGM RAY/BUMP OF CHICKEN
    若いときに読んだら良かったのかも。

  • 高校生の時に読んだ本。
    こんな青春いいな…って思っていて、それに高校生の時の恋愛って、好きな人がいて、会えるだけで幸せ的な。登場人物に感情移入しちゃいました。
    また、社会人になって改めて読んだけど、心がほっとするような感覚…青春っていいですな…

  • 穏やかな感情の流れの中で、心地よく読み終わる事が出来ました。
    こんな心豊かな高校生ってすごいなって思った。

  • 「青春」って言葉がぴったりな小説。ただ歩くだけのイベントの話なのに、ぐっとひきこまれた。

  • 高校の時に読んで、再読。
    あのころはとにかくキラキラしていて、こんなせし俊送りたい!とだけ思っていました。
    今読み直すと、主人公2人の複雑な気持ちがよくわかるし、やっぱりあのころに戻りたくなる。

    一度青春期に読んでほしい作品です。

  • 途中で挫折・・・

  • さすが名著。そうだったそんなこともあったわかるわかる。読んだ人はみんな学生時代を思い出すんじゃ。

  • 貴子に惹かれました。貴子はけっして社交的ではないはずなのに、すてきな人を引き寄せる。また、貴子と西脇融にはそれぞれみわりん、戸田忍という親友が存在する。高校生というのはその時々でつるんでいる人が変わったりしていた記憶があるが、彼らを眺めていると、ずっと先の姿が想像できるほど、しっかりとした人間関係を気づいていることがわかった。また、ぐちゃぐちゃと自分の周りと自分を比べ、小さな背くらべをしている人とは違い、一歩大人で凛としている。この歩行祭というイベントが彼らを毎年大人に近づけている、ということが読み取れるし、自分も高校生のときに経験しておきたかった。恩田さんの作品は沢山読んできたけれど、これほどピュアな青春小説は初めて。夏の間に読みきれて良かった。

  • 歩行祭を終えるまでにと決めた、少女の賭け。その賭けを実行する瞬間、この小説は、それまでの高校生の作文に毛の生えたような質感から一転し、胸を涼やかな風が吹き抜けるような、ノスタルジックな爽快感をもつ。誰しもが経験し通過する時代、儀礼。これを一つの行事を通して描かれた物語の設定は、淡く…。青春小説というジャンルがよく理解できていなかったが、この切ないドキドキ感こそ期待していたものであり、それに応えてくれる小説だった。

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