夜のピクニック (新潮文庫)

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著者 : 恩田陸
  • ¥ 723 (参考価格 ¥ 724)
  • 新潮社 (2006年09月07日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234175

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夜のピクニック (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 多くの人物が登場するのにその中に無駄が少なく、青春モノとしては重いテーマを扱いながらも最後には爽やかな形で物語を締める。できれば十代の頃に読んでおきたかった。

  • 高校の現代文の授業で取り上げられてからもういちど読み返してみました。これから大人になるにつれて関係性がどう変化していくのか想像するのも楽しみだと思います。

  • 読んでいるだけで、私自身も彼らと一緒に歩いている感覚に陥り、登場人物それぞれの思いや行動、言動、その全てに心が動かされ 、いつの間にか夜のピクニックの世界に入り込んでいました。この作品を初めて読んだのは中学生の頃で、時々読み返す本のうちの一つです。本をもっと読みたいと思ったきっかけになった作品ですね。

  • 自分の高校時代を思い返して、懐かしくすこしくすぐったいような気持ちになった。
    高校の時は、世界が狭くて、目の前の社会が全てだった。
    大学に入って、幅広い年代の人と話をするようになって、色んな社会に属するようになって、体に巻き付いていた紐が外れていくような、自由を手に入れた感覚が蘇ってきた。

    高校の時は、目の前の世界を華やかに飾り付けて、それが自分にとって完全なものだったけど、もっと違う幸せがあること、でも若い頃はみんなそんな感じなのかな、と思ったり。

    外国にいた時に読んだからか、なんだかとても思い出深い一冊。

  • 青春だな~。ただ歩く中で、頭や心が思考によって無限に広がる…贅沢に時間を使うことは若者の特権だなぁと思います。こういう小説は10代がリアルタイムで読むとどう感じるのだろう…と興味津々なおばさん。

  • 再読。もっと初期の数作目の作品だと勘違いしていた。あんなホラーやこんなミステリーを書いた後で、こんなに気持ちのよいほのぼのして爽やかな作品を書いたなんて信じられない。「みんなで夜歩く。ただそれだけのこ... 続きを読む

  • 青春してないようだけどとても青春してて面白かった。

  • 一対の男女がそれぞれ一人称で、一夜に煮詰めた繊細な青春の機微を綴り語る物語。

    いろいろ納得はできたし、頷けるシーンも多かったが、心の底から共感に浸れるのは中〜大学生くらいまでな気がする。
    若干青臭く感じる、というか醒めた頭で理性的に読んでしまうのはきっと自分が大人になって感受性が磨耗してしまった所為だろう…

    話中で忍くんも言っていたけど、若いうちしか聞き取れないノイズ、感じられない空気がある。
    読むなら絶対に若いうちに、若い世代にこそ受け継がれてほしい。そんな一冊。

  • 物語の中の風景、状況をモノクロにすることで、登場人物の心理描写が様々な色彩を持っていて、きれいな本だな、という印象を受けました。歩くなかで、今までとは違う自分を見つけ、自分が知らなかった友人の一面を知る。歩行祭は彼らの人生そのものなんだと思いました。

  • 初めから最後まで中だるみすることなくとても楽しく読めた
    目線が切り替わりながら進行していくから主人公二人ともに共感しやすく次々起こる出来事をリアルタイムで楽しめた

  • この本が一番好き。
    誰が何と言おうと好き。
    毎年一回は絶対読んでます。

  • アクションはあまり伴わない 会話と想起で話が進む
    甘酸っぱい学園モノ

  • 青春小説と呼ばれる作品を初めて読んだけれど、面白かった。高校生の時に読みたかったなあと思った。
    登場人物がそれぞれいい役回りをしていて、魅力的だった。
    個人的には忍がすき。ああいった上手に距離感を掴める友人というのは貴重だと思う。
    なんだか散歩に行きたくなってしまった。

  • 4.8点です。

    登場人物全員がとても素敵です。

    未熟な高校生ならではの魅力と、それを包む大人からのメッセージを感じます。

    読後感はあくまで爽やかです。

    爽やかなハッピーエンド。

    彼らが、それぞれどういった成長を遂げるのか、ぜひ続きが読みたくなる本です。

  • 恩田陸の名作のひとつ。夜のピクニックで何が起こったか?というと、特に何も起こっていない。なのに、こうも惹かれて、ぐいぐい引き込まれて、かつての青春時代を思い起こさせる。読者に、こういう経験あったな、って思わせる。大切にしたい一冊。

  • 知り合いに進められて読んでみた。
    学生にとって、校内イベントって重要ですよね。メインのふたりではなく、好きな人と少しでも近づきたい!という内堀さんの強引でありつつ健気なところに惹かれました。実際に内堀さんがいたら迷惑だけど(笑)
    貴子と融以外の周りの人物みんながそれぞれ魅力的でした。学生の頃の純粋さやわくわくさを思い出しながら、それでいて貴子と融の距離にやきもきしながら読めましたね。

  • のほほんとした。高校生ならではやなと思った。のほほんとした。

  • 第26回(2005年) 吉川英治文学新人賞受賞
    第2回(2005年) 本屋大賞受賞
    ほんわかした青春の一日

  • 高校時代に戻りたくなる、
    青春を送りたくなる作品。
    やったことの後悔は時間と共に小さくなるが、
    やらなかったことの後悔は時間と共に大きくなる。
    当にそのことを知り、周りのサポートもあって、
    後悔しないように動き出す画がなっとも羨ましい。

  • 自分の過去と照らし合わせながら、すらすら読み終えました。
    恩田さんの作品は独特な世界観にいつも包まれているように感じます。

  • 本屋大賞の作品ということで間違いないだろうと読んでみた。高校生の青春なんて自分には遠い話だと思っていたけど夢中になってあっという間に読み終えて驚いた。読みながらずっとワクワクしていた気がするし、疑似体験みたいに、まるで自分がそこにいるように登場人物たちの感情が伝わってきた。いい意味で万人受けするというか、年齢性別関係なく入り込ませるパワーを感じた。恩田陸を読むのは初めてだったけど他の本もぜひ読んでみたい。

  • 読み進めていくうちに、どこか自分の境遇と重ねていました。特に後半はスピードを上げて読み進めてしまいました。
    名前は知っていたけれど、今まで読んだことはなく、恋愛小説を読みたくなって、ネットで調べたところ、この本の名前があり手にとってみました。
    恋愛小説ではないと思います。青春小説というのでしょうか。
    特に際立った予想外な展開があるわけでもない。
    しかし、歩行祭というイベントを通して高校生の男女の想いや複雑な境遇が、後半にいくにつれてほぐれたり、くっついたりする、それが楽しくて、自分も参加してみたいなあ、なんて思いながら読みました。
    老若男女、特に高校生の皆様にはぜひ読んでほしい作品です。

  • すごく、すごくすごく
    好きな本になりました。

    どうってことない、
    ただ一日中歩くだけ、
    それなのにすごく響きました。

    みんな幸せになりたい。
    でも素直になれない。
    周りの目や家族のこと
    そういうことが自分を動けなく
    してるけど、悩みごとは自分が
    ちょっと勇気を出すだけで
    するするって解決するんだよ。
    今の環境が全てって思っていても
    世界はもっともっと広いんだよ。
    未来はきっと明るいって思えば
    もうその瞬間からきっと幸せなんだ。

  • 確かに2日間歩き続けるという行為は、何もなくても自分と向き合う時間なりやすいのかもしれないなあと思った。

    高校の歩行祭。
    互いに対し、複雑な思いを抱えている融と貴子。
    友人たちとの会話が小気味よい。
    それぞれの、揺れる胸の内がテンポよく描かれていて、
    作品の多くのスペースを心の中が占めているというのに、ちっとも退屈しない。

    高見君、いいね。
    青春だね。
    清々しかった。

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夜のピクニック (新潮文庫)の作品紹介

夜のピクニックは恩田陸さんが高校生を主人公にして描いた小説です。
小説の舞台の高校で、24時間耐久のピクニックが学校行事として行われます。高校生が昼食と夕食を食べ、仮眠をとりながらひたすら歩きます、ただ歩くだけということですが、その非日常的な行事を通して、登場人物たちが成長していく作品です。

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