お金の才能

著者 :
  • かんき出版 (2009年12月8日発売)
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・お金はしょせん道具にすぎません。 使い方をまちがえると「せこい」「みみっちい」という格印をおされます。 ”お金を稼ぐのにきょゆ用はいらない。しかしお金を使うには教養が必要だ” という養老孟子氏。

・成功者のお金の使い方はとにかく「粋」です。
使うべき時にはドバッとふるまい、無駄なものにはビタ一文払わない。 つまり生きた金を使う。


同じお金なら生きたお金を使え。

A部長→これでみんなで「一杯」やってきてくれと 1万円
B部長→これでみんなで「お茶」でもしてきてくれと1万円

同じ1万円でも、のみ代に渡すのと、お茶代としてでは感激度が違う。 1万円ぽっきりではのみにはいけない。お金の使い方にも性格がでる。

・自分から食事にそっそた時は、全部自分もちにする。 それが、相手も喜ぶし、また会いたいと思われるからだ。 その代り、一人で食事をするときは、本当に簡単なものですませてしまう。 自分の舌が満足するだけの自己満足の世界なので、そっとたべて、その時間を他の事に、お金を別の事に使う。

ー経験こそ最大の自己投資ー 人間の幅を広げるものは3つある。
1、人と会う事 2、本を読むこと 3、旅をすること

・一流の経験にお金を使う。 一流の接客サービスを受けたり、そこにいる人たちの立ち居振る舞いにふれると、自分に磨きがかかる。

年収300万円でくらせるならそれでいい。と開き直ってしまうと、食事にしても旅行にしても、その収入の範囲内で満足できるものを探すしかなくなります。 年収を1千万~3千万にひきあげてもっと上のサービスを手に入れるという発想が無くなる。 
一流の場所で、一流にふれ、一流の人たちを経験する。 一流ホテルのラウンジを平日に使う人は、世界Executive で、彼らはオーラが違う。

・自分の価値基準にお金を使う。
どんなに良いものをかっても、使わなければ、お金を捨てたのと同じ。 買う前に、それを自分がつかっているか具体的なVisual Imageをしてみる事。

大事なのは値段ではなく、。それによって得られるリターン。 高い/安いで判断しない。 

・仕事は忙しそうな人に頼め、と言われるように、お金も同じ。  
たとえお金がなくても、持っていそうな演出をすること。 もうかっているという印象を与えられる演出をする。
「私は多くの成功者をみてきた。 高級スーツを着る人は、徐々にスーツにふさわしい人間となり。ますます成功する。 しかしスーツへの投資をケチって吊るしのスーツを寄れ俺の状態で着ている人は、まず成功しない。  生地はもちろん、スーツのエリ形、ボタンの付け方まで、わかる人には一目で違いがわかる。こだわっている人のスーツは、一見地味でも、こいつはやるなと思わせるものだ。  奇抜な恰好をすることが個性なのではない。 同じ環境の中で、いかにキラリと光を見せられるかが、個性なのだ。」 

それをきいて私も、早速、イタリア直輸入の生地を使ったオーダーメイドスーツを何着か注文。  着ると、気持ちが引き締まり、大きな発想ができ、気持ちに余裕ができたのです。 商談でも堂々と条件交渉ができ、パーティーでも余裕のある立ち居振る舞い。 お店にいっても、他の客より扱いが丁寧。 昔、健康食品の通販会社で電話受付の担当に白衣を着せた処、相手には見えないにもかかわらず、説得力のある対応になって購買率があがったという話を聞いたことがあります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年4月14日
読了日 : 2011年8月7日
本棚登録日 : 2011年8月7日

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