レベッカ (下) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年2月28日発売)
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本棚登録 : 737
感想 : 68
4

(上巻より)

雇い主の強引さのせいで知り合い、
彼女がインフルエンザにかかっている間にデートを重ね、
結婚までいたる冒頭の部分も、
お屋敷に住みながら女主人になりきれない部分も、
真相を知りそれが暴かれることにおののく部分も、
とにかく目が離せない。

読みやすかったのは、
思ったよりホラーでもないし、ゴシックでなかったのもあるが、
実際に読んだ本が昭和46年発行、翻訳大久保康雄と古い版だったからかもしれない。
単語の選び方や、登場人物の話し方がしっくりしていた。

雰囲気が古典的で、ストーリー展開も面白かったけど、
お客様とのアフタヌーンティーは楽しそうではなかったかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2022年4月30日
読了日 : 2022年4月26日
本棚登録日 : 2022年4月26日

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