(上巻より)
雇い主の強引さのせいで知り合い、
彼女がインフルエンザにかかっている間にデートを重ね、
結婚までいたる冒頭の部分も、
お屋敷に住みながら女主人になりきれない部分も、
真相を知りそれが暴かれることにおののく部分も、
とにかく目が離せない。
読みやすかったのは、
思ったよりホラーでもないし、ゴシックでなかったのもあるが、
実際に読んだ本が昭和46年発行、翻訳大久保康雄と古い版だったからかもしれない。
単語の選び方や、登場人物の話し方がしっくりしていた。
雰囲気が古典的で、ストーリー展開も面白かったけど、
お客様とのアフタヌーンティーは楽しそうではなかったかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2022年4月30日
- 読了日 : 2022年4月26日
- 本棚登録日 : 2022年4月26日
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