点子ちゃんとアントン

  • 岩波書店 (1962年7月18日発売)
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本棚登録 : 120
感想 : 17
4

いやぁ、タイトルにはとっても馴染みがあったのに、読んだことなかったー!

すごい年齢になって読みましたがw
とても可愛らしく、正義感あふれる物語、これからは子どもたちにすすめてあげられます。

点子ちゃんのおかしさは、リンドグレーンのロッテちゃんにも通ずるものありますね、本当に可愛らしく、ユーモアがあってどこか勇敢です。そしてアントンは貧しくも慎ましく、母思いで、素晴らしい男の子。

点子ちゃんがアントンのことを「まあ、あきれた、あの人ったら」とか「あの人ってほんとにりっぱな人よ」とか言うのが大好きでした。

でも、毎回章の最後にケストナーおじさんの反省がくっついてるのが、面白いのやら、めんどうなのやら…子どもだったらいらないかなぁ、物語の解説になっていて、味わい深く次の章に入っていける気はするけど…。

と、いまのところなんとも言えない不思議な読後感です。ケストナー好きのおともだちと語りたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年9月20日
読了日 : 2019年9月20日
本棚登録日 : 2019年9月20日

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